twitter debut

気がつけば、4月最後の週末、そしてゴールデンウィークは目の前。ちょっと油断すると、1ヶ月はあっという間です。危うく、今月のブログを逃すところでした。今日は、かなり良いお天気で、青空が広がりました。風は少し強く、少し冷たいので、日陰に入ると寒かったりしますが、薄着でも、一瞬なら問題ありません。街を歩いていても、行き交う人の服装はかなり軽やかなものになっています。明日からこそは、会社にコートを着ていくのを止めよう、そう決めています。
今月の好きだったニュースは、スペースシャトルがISSへ行ったこと。山崎さんがメンバーの一人で、ISS滞在中の野口さんと、合流。日本向けの催しもいろいろ行ってくれた10日間程でした。今月の個人的なイベントは、twitterを試してみたこと。まだひと言も書き込んでいないので、始めたとさえ言えない状態ですが、Obamaさんや鳩山さんなど、現在8人(組織)をフォロー中。ksoranoさんのダダ漏れで、ライブ動画+twitterを体験してみたいと思っていますが、まだ未実施。GW中にチャンスはあるでしょうか?
twitterをフォローしていて、単純だけど、こんなのが、世の多くの人に受けるんだ、、、というのが、第一印象でした。検索力や、スレッドを作れる自在さが、人々の緩いコミュニティ形成実現を可能にしているのでしょうか。そして、これが、今様のコミュニケーションかと、納得したところでした。
ところが、先ほど、モタ先生と窓際OLの心がらくになる本 (新潮文庫)を読み始めて、はたと考え始めてしまいました。この本では、現代人の悩みに対する、斎藤茂太さんからの処方箋が色々出ていますが、その中で、腹八分目みたいに、心も80%ぐらいを目標にしておけば、もう少し広がった視野で生きられるようになる、といった主旨の話がありました。(文庫本の23ページ辺り)「モアモア病」、つまり、常に更に高いところを目指す生き方を、最短距離で全力で、頑張ると疲れてしまい、一生という期間に対して、体や心がもたない。それが、現代の心の病の諸因の一つになっている、という、お話かと思います。「足るを知る」という言葉も使われています。
この視点から見た時、twitterは行き過ぎてしまいそうだな、という予感・危惧を持ち始めたのです。特に、動画ライブや音声ライブに連動したつぶやきの連鎖は、一瞬は乗れても、長時間乗り続けられるのは、限られた能力の持ち主だけかも知れません。所詮、twitterも道具なので、その使い方なだけだとは、思います。そして、最近の、他の人に付いていこうという指向の強まりというか、脱落を恐れる傾向からいくと、世の中の多くの人が、twitter的コミュニケーション方法が(人間として)本質的に好きで「今様」なわけではなく、単に「今様」として、やらされているだけかもしれないと、思い始めました。