Mischievous minister

Mischievous boy = いたずらっ子と覚えていたのですが、mischievous gossip(悪意ある噂)みたいな使い方もするらしいです。ですから、mischievousは、日本語のいたずらよりも、悪意が強い言葉の様です。
その詳細は、いつか勉強するとして、鉢呂経産相辞任のニュースです。ニュースを少し読み聞きした範囲でしたが、やんちゃというか、軽率な大臣だな、と思った程度でした。Twitterで見ても、私の印象では、鉢呂さんに対する評価よりも、辞任せざるをえなくなる環境への論評、特に憂える声が、ずっと多いように見受けました。私も、人の気持ちに疎い方で、冗談の性質が悪いことが多いので、私の感覚がずれているのだろうと思っていたのですが、Twitterを見て、そうでも無いかもしれないと思いました。それぐらい、’不適切だけど、辞める程ではないだろう’的発言もあった印象です。
最近、数万〜数十万円の献金とか、大きな発言の中の部分的な言葉とか、問題になることの根源が、結構小さなことが多いと感じます。それぐらい、世の中が進歩したのだろうな、それぐらいでしか、新聞記者もネタを見つけられないのだろうな、と思ってました。しかし、そうではないのかもしれません。倫理の進歩ではなく、それぐらいのことでも、辞任に追い込める、という、世論形成ノウハウなどの技術の進歩と見ることができるのかもしれないな、と、Twitterの書込みを見ていて感じました。
そんな中、紹介されていた【佐藤優の眼光紙背】鉢呂経産相の『放射能をつけちゃうぞ』発言を野田佳彦首相が放置してはならないは、納得できる指摘でした。一連の騒動・対応の中に、鉢呂さんの危機管理意識の不足の露呈、不適切な弁明しかできない能力不足の露呈があり、そこをきちんと指摘、注意しておかないといけない、という趣旨でしたが、確かにそういったものがにじみ出ていると思います。そういう意味では、大臣になられるには未熟で時期尚早だったので、次の機会が回ってくるまでに、ぜひ精進をしていただきましょう。
それでなくても、民主党には人材少ない感じなのに、残念なことでした。