competitive

早速、前評判どおりにうまくいっている人、前評判以上にうまくいっている人、高い前評判にも関わらずうまくいかない人などの、悲喜こもごものオリンピックニュースが、どんどん入ってきます。このオリンピックの魔力、多分オリンピックというブランドと4年に一度という緊張感の作り出すドラマが、見る方にとっては、たまらなく感動深いものとなります。選手にとっては、面倒なことこの上無い筈ですが、そう思わずに、そこにチャレンジしたくなるところが、また、選手魂というものなのかと思います。
そういう最高のスポーツ選手の話等を読んだりしていて、「負けず嫌い」の大切さを良く感じます。どんな英語が合うかな、と思い、「負けず嫌い」をちょっと調べてみたのですが、"never-give-up attitude", "hate losing", "a person who hates to lose", "poor looser"等が並んでいました。日本語の「負けず嫌い」も、どちらかというとネガティブに使われる場合が多いと思うので、ここに並べたものも妥当な訳です。でも、私が大切と思う「負けず嫌い」はポジティブな面で、負けたくないから、勝つために工夫する、努力する、練習する、そんな態度のことなので、"competitive"ぐらいが、イメージが合うのかなと思います。「負けず嫌い」の大切さは、優秀な学者や経営者の方がお話しされる成功要因の中でも感じることです。その点で、自由競争というのは、人間を成長・進化させるのに、本当に必要なことだと思います。
ただ、それが、どこかから"greedy"に変わる。特に、金融ビジネス関連の不祥事を見るたびに、その境を越えない工夫が無いものかと、思います。業界も、人間も、まだまだ未熟です。