World Cup Brazil

ブラジルは辛くもPKで、ベスト8に進むことができました。5vs5のPKで5本しか決まらなかったのは、珍しい記録、みたいな記事も見かけました。今回のワールドカップでも感じるのは、やはり”4年に一度”がもたらす緊張感の妙です。選手にとっては、「妙」などという優雅なものではなく、もっと深刻、深淵な脅威だと思いますし、観る方にとっても、4年間我慢してきて、積み上げ、膨らませてきた期待が、ストレートにある訳です。それらが、選手も観客も、一種の狂乱におとしいれていき、予期せぬドラマを産む。
日本は、やはり初戦に勝ちたかった。でも、3試合とも思ったことですが(と、書きながら全試合ともフルタイム見ていないことに気がつきましたが...)後半の足の止まり方が相手よりひどかった。にも、関わらず、それに見合った攻撃、守備をしていなかった。そんな印象が残りました。一方、結局アルジェリアとナイジェリアの2チームがベスト16に進みましたが、アフリカ勢が、どこも、足が速く、90分間の運動量も多く、競り合いにも強く、元気の良いサッカーだと感じました。
気がつけばアジアは4チームで0勝に終わったとのことです。アジアには中国、インドという合わせて世界の1/3を超える人口を抱える地域もありますから、FIFAが、今後、アジアへのフットボールマーケティングをどうするのか、興味深い話題になっていくと思います。
あと、今回、メッシ(Lionel Messi、 Algentina)には、神の加護があるような気がします。今のところ、ネイマール(Neymar、 Brazil)より、’ひき’が強いのではないでしょうか。このレベルの戦いでは、そんな時の運を掴めるか、引き寄せられるか、も、大事な要素。決勝までの2週間、さらに楽しみです。

などと、ワールドカップに気を取られている内に、今年も半分が終わろうとしています。
そうだ、錦織さんも頑張れ!