Let's Note

今年のゴールデンウィークは、良い天気が続くそうです。そんな中、家にこもってブログを書いていて良いものか、という疑問はあります。逆に、街に出れば結構ノートブックPCを喫茶店などで使っている人がいるのではないでしょうか。屋外は明るすぎで、液晶が見にくくなることが多いのですが、何とかならないものでしょうか。
Let's Noteの5シリーズが出ましたので、いろいろな記事を読んでいました。Y5関連の記事が多かったのですが、他のタイプもすばらしいものになっているようです。今月後半に実物に触れるのが、今から楽しみです。

でも、ワールドワイドのPC市場が2005年で2億台強の規模がある中で、12.1型液晶サイズのビジネスモバイル市場は百数十万台程度しかないのですから、そんな小さい市場に参入してこなくてもとも思いますが(笑)。
〜高木俊幸事業部長インタビュー

ビジネスモバイル市場と限っているからか、少し小さめの数字ですが、この12インチクラスのモバイル市場が日本から世界へ広がりつつあると見られています。そして、それが作れるのは、日本の技術があればこそ、と言われているのですが、最近、台湾や韓国のベンダーからも魅力的な製品が出てきています。しかも、日本はビジネスユーザ市場があるので、価格が高止まりしている感がありますが、台湾や韓国ベンダーは価格的にも磨いてきますから、もう少し市場が大きくなると、大競争時代がこのモバイルノートブックPCセグメントにも起きるような気がします。今は、市場サイズが限られているので、ポータブルサイズのノートブックPCセグメントでの競争に必死な台湾、韓国勢のモバイルノートブックPCへの優先度が低いのです。今の規模の間は、日本が有望市場であることもあって、日本ベンダー有利でしょうが、将来はもっと競争状況に陥る可能性が高いと思います。
もう一つは、どのサイズでブレークするかです。個人的には、12.1"はかなり有望だと思います。13"は、ポータブル感のある14"との差が小さすぎるし、10"以下は日本人にとってすら小さすぎてノートブックPCとして機能しにくいと思うからです。Origami / UMPC を見ていると、やはり中途半端感が大きいですし、7"ならではのアプリケーションがありません。その代わり、12"と決めると、もう24時間持ち運びという期待は、幻想として諦めるべきでしょう。そこの利用シーンは、携帯電話に全面白旗です。それを認めた上で、ユーザがなぜ12"を持つのか? 持ち運ぶのか? 外で使うようになるのか? ベンダはそこをユーザに提案する必要があると思います。それを考えるためにも、早くLet's Noteを触りたいですね。Let's Noteを持つと、何が変わるのか、考えるだけでワクワクします。
去年のゴールデンウィーク似た様な話題を取り上げています。でも、こんなグズグズしていると、実は、ユーザの方がもう欲しがっていて、ベンダはただ作って届けるだけで良いのかもしれないぐらい、ユーザのデマンドが上がっているかもしれませんが。