Analog TV broadcasting termination

気持ちの良い風が吹き抜ける、過ごし易い夜です。先ほど、全てのアナログTV放送の電波が止まった様です。どこにチャネルを合わせても、テロップすら見えなくなりました。放送大学のチャネルが他より1分半?程停波が遅かったように感じたのは、00秒の考え方の違いだったのでしょうか、ちょっと気になりました。今日のことで、インフラを止めるということが、どういうことなのか、少し体感できた気がします。確かに、我が家のテレビは役目を果たさなくなりました。分かっていたことにも関わらず、ちょっとした動揺があります。2003年12月の主要都市圏でのデジタル放送開始から7年半。できる、できない、いろいろ議論が続いていましたが、円滑な移行促進のため、国・業界もかなり資金を投資したと思います。その甲斐あって、停波しても、あまり混乱は起きていないように感じます。が、この7年間でも放送を巡る状況は変化していますし、大きな目で見た時の、TV地上波放送のデジタル化の意味の大きさは微妙だと思います。投資の甲斐があったかどうか、特に地方局は、今後どのように影響を受けるのか、注意深く見つめているのではないでしょうか。
ということで、わが家もそろそろ次の方針を考えるとしましょう。