Rokusuke Ei

今朝、TBSラジオを聞いていたら、永六輔さんが、東京の街を散歩していて思うのが、史跡表示板みたいなものが少なすぎる。という話をされていました。曲解すると、"この辺りに1960年代に永六輔が下宿していた。"という標示が欲しいとも聞こえましたが。。。(^^;
ヨーロッパの古い街を歩いていると、建物の壁に打ち付けてある金属の飾り板に数行、過去の事件や出来事があった場所であることを解説してあるのを見かけますが、あの感覚だと思います。"看板"という程りっぱなものではなくとも良いのです。
この話を聞いて、今すぐ作れるのにな。と、思ったのは、私だけではないでしょう。
はてなマップを使えば、そんな標示/吹出しはつくり放題です。永さんが、自分でされるとは思いませんが、永さんの思い出の場所、永さんが大事だと思われる場所の吹出しがついたマップとか、ぜひ見たいと思います。問題は、バーチャルな標示板なので、インターネットにアクセスしていないと見られないことです。今はまだ散歩しながら、アクセスするのにはあまり快適/実用的ではないでしょう。
ついでに、はてなマップも年代ごとにも拡張して、マップをそのまま昭和初期とか、明治、江戸時代の地図などに時間的に移動できると、さらに面白そうです。

ちなみに、前の日記で、はてなブックマークは強力で、新聞や雑誌より、余程読み甲斐、使い甲斐があると書きましたが、それでも私自身もまだ新聞や雑誌を必要とします。これは、上のバーチャル史跡標示板が実は今だと散歩しながら見られないのと一緒で、雑誌を読みたくなる電車の中=一番必要な時にインターネットに(十分に)アクセスできないからです。電車の中や、散歩しながらのインターネットアクセス、あるいは、PC用のWebコンテンツをケイタイのハンドセットから快適に見られる様にすることは、結構デマンドはあると思います。そこをどうやって埋めるかは、ケイタイを考慮にいれずには、解決できないだろうと思います。