National Bond

新しい年が明けました。
昨年以上に、楽しい、エキサイティングな年にしたいと思います。そのためには、みんなの健康が第一。世界の平穏も大事。初詣では、この二つをお願いして回りました。それにしても、冷え込むものの、晴れた気持ちの良い日が、お正月を挟んで続いています。そこで、久しぶりに宇宙ステーションの予定をチェックして、昨夕18時過ぎに戸外へ出て見たら、なんと一面の曇り空。月のありかが、かろうじて分かる程度で、星は全く見えない状況でした。当然ISSも見えませんでした。晴天続きでも、実は夜の間に曇ったりしていたのですね。今朝の天気予報によれば、今日の午後・夕方に少しお天気崩れるかも、とのこと。そう言ってくれれば、頭の中にもそういうイメージができるのですが。
あと、ふと「はてなブログhttp://hatenablog.com/)」の宣伝に気がついたので、アクセスしようとしたら、ウイルスバスターにプロテクトされてしまいました。最近、ブロックされるサイトが増えている気がします。多分、何か新しい技術で、このPCのウイルスバスターが気に入らないものがあるのでしょう。
さて、国債ですが、雑誌を読んでいて、今さらながらの気づきがありました。1ヶ月程前の欧州首脳の会議で、ギリシャ国債の50%割引が決定されたかと思います。ニュースを聞いた時は、仕方無いと思いましたし、基本的にはお金持ちの預金(お金持ちが国債を貯金替わりに?運用先として?買っている。という勝手な思い込みに基づく表現です。)が減るのは、この金融危機の折、自由主義経済では妥当なことだと、考えていました。ところが、今日、事態はもう少し複雑だということに気がついたのです。それは、その買われた国債が担保になって、更に誰かから融資を受けている可能性があること。すると、国債の割引はそのまま担保の価値割引になりますから、その分、急遽担保を増やすか、返済するか、何かアクションが必要になることになります。あるいは、その融資元の資金の毀損となるかもしれません。
そういう国債からの連鎖は、どの位世の中で把握されているのでしょうか。そして、どの位、枝葉が人々のところまで伸びているのでしょうか。サブプライムローンの時は、薄く広く、至る所に潜り込んでいて、全容が明らかになるのに時間がかかりましたし、意外なところも影響を受けて驚きましたが、国債も実は同様なのかもしれないと、思いました。