Greener grass

Web 2.0とは、W3Cの新しい標準かなぐらいに思っていたのですが、どうも違ったみたいです。Web 2.0 Summit 2011 - Co-produced by UBM TechWeb & O'Reilly Conferences, October 17 - 19, 2011, San Franciscoのお話をICCパートナーズ 小林雅のBlog: Web 2.0 カンファレンス:VC 2.0などで拝見して、初めて面白そうだと反応を始めた次第です。小林さんが紹介されているInternet Trends by Mary Meeker, Morgan Stanleyもザッと見ただけですが興味深い。さらに、http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=837などと解説されるとイライラさえしてきます。(ちなみに、この解説は半分くらいしかピンときませんでしたが。) http://sw.cocolog-nifty.com/swmemo/2005/10/post_0408.htmlも、似た様な感覚なのかな、と思っています。
何がイライラするかというと、今までだってかなりインターネットの近くでエンジニアをしてきて、それなりにエキサイティングな日々を過してきたと思ってはいる訳ですが、今関わっているプロダクトをこのWeb 2.0という世界に合わせこむ、あるいは、リードするモノに仕立てる仕事をするより、もっと直球的にWeb 2.0のど真ん中で仕事がしたい。した方が、楽しいのではないか? という考えが心の中を占めるからです。特に、ハードを作っていると、ハード無しでインターネットはあり得ないと思いながらも、ハードはインターネット関連ビジネスの真ん中にはもう来ない、ハードはコモディティでなければならない、という傾向に、何かをする以前に徒労感に襲われてしまいます。もうハード作りは自分の仕事では無いのかも知れない。
と、思っていたら、Life is beautiful: Googleに就職面接に行く前に知っておくべきこと
の中で、そうなんだ!と思った一節。

Googleがあんなに面白そうなことを自分抜きでやっているのは許せない」、「今起こっているウェブのイノベーションに関わらずにはいられない」、

そうなんです。やっぱり、転職しようかな。"The grass is always greener on the other side of the fence. (隣の芝生は、いつも青い。)"というのも、常に真ではあるのですが。

ちなみに、このLife is beautiful: Googleに就職面接に行く前に知っておくべきことは、はてなブックマークから辿りました。はてなブックマーク、というか、ソーシャルブックマークは、強力です。大発明だと思います。ここをチェックすれば、非常に質の高い情報に簡単に出会えます。新聞や雑誌より、余程読み甲斐、使い甲斐があります。