Blog for Work (2)

社内ブログの話が終わった江島さんが、シリコンバレーに着きました(http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/002228.html)。と、思ったら、梅田さんが、社内ブログのことを書かれてました。(シリコンバレーからの手紙106 / スピードとパワーの源泉「情報共有」という組織原理)

私たちが慣れ親しんできた「組織の仕事」では、組織内の情報は#隠蔽されているのが基本である。別の部署で何が起きているのかはわからない。トップが毎日何を議論しているのかを知ることはできない。「この人間に、この情報は開示しても構わない」と誰かが判断した情報だけが開示される環境下で、個々人が仕事をしていく。だから、貴重な情報を握ってコントロールすることが組織を生き抜く原則となる。よって部門内や部門間で、情報共有を目的とする会議が増えていく。

はい、その通りです。実感しています。でも、

社員全員が書き込む厖大な情報が、そのように自律的に淘汰・選別され、粛々と処理されていく。
 私も最初は戸惑ったが、新しい思考法に慣れてきた今、仕事の生産性が著しく向上するのを実感する毎日だ。誰かが提示した問題点が別の誰かによって解決されるまでの時間や、面白いアイデアが現実に執行されるまでの時間は、ときに数分という場合さえある。従来型組織の「時間についての常識」を破壊するスピード感は、なるほど情報共有を前提とした組織原理によってもたらされるものなのかと気づいたのである。

は、やっぱり実感が湧きません。ブログを書いていてさえもです。私が、ブログを知的生産手段としてまだ使いこなしていないということなのでしょう。あと、こういった話をする際、RSSも前提になっているのだと思います。CJICレポート7:RSSとブログで実現するリアルタイムな情報収集 - CNET Japanなどで、議論されていることは、そういうことなのでしょう。
誰か、社内にブログを作って下さい。