WiMAX is another ADSL or another PHS?

4/1以来になってしまいました。その間、桜が咲き盛り、そして終わっていきました。はてなブックマーク - blog03のブックマークの方はちょっとずつ増やしていたので、そんなに時間が空いたとは気がついていませんでした。3ヶ月坊主になってしまうのでしょうか?
それはさておき、新しい無線技術であるWiMAXUWBが気になっていることは、何度か話題にした気がしますし、4/1もWiMAXネタでした。そうしたら、徳力さんのWiMAXはモバイルのADSLになるか、WiFiの二の舞かという記事が出ていました。ADSLの歴史、特に日本での歴史をベースに考察をされています。

 ADSLが東京めたりっくによって提供され始めた当時、既存通信事業者の反応は冷ややかなものでした。
 「数年待てばFTTHになるから、すぐに意味なくなるのに」という感じで。

 それがその後ADSLは、Yahoo!BBの登場もあって急速に普及し、NTTグループもたまらずフレッツADSLを提供したりFTTHの値下げをする羽目になったのは記憶に新しいところ。

 その視点で、WiMAXの周辺を見ると、既存の移動通信事業者の反応は「すぐに3.5Gや4Gの時代になるから、すぐに意味なくなるのに」という感じにも見えますが、どうなのでしょう・・・?

ADSL vs FTTHと少し話が違うかもしれないと思うのは、当時のFTTHはまだまだ開発途上だったと思うのですが、一方3.5Gは今現在、ほとんどdeploy中で開始されつつあるサービスだという点です。それよりも、技術の違いをビジネスモデルに反映させようとした?、Cellular vs PHSの方がより近い比較モデルなのではないかなと個人的には思います。
ただ、鷹山のWiMAX戦略はいきなり端末サポートではなく、スピードネットの夢よ今度こそ!的なものですから、Hotspotが普及すれば、WiMAX導入はそんなに悪くないのではないでしょうか。もし、Intel他の皆様が2007年に端末用WiMAXトランシーバを持ってきてくれなくても、ビジネスのシナリオは立てられそうな気がします。

鷹山、英企業から約10億円のWiMAX基地局を購入 - CNET Japanと、実行中です。鷹山の実行能力に注目しましょう。