Cloudy

今日は、薄い雲の広がったひんやりした一日でした。明るいのですが、直接お日さまを望むことができない、陽射しが出ても、薄い雲越し、そんなお天気で、センター試験が行われているにしては穏やかな週末です。お正月から、ずーっと寒くて良いお天気が続いています。冬らしいと言えば冬らしい。上越や越後湯沢あたりの雪に思いが飛んでいきます。最近、スキー人口は減ったと聞いていますが、それだけに今年のスキーヤーは楽しんでいるに違いありません。雪国の方々には、本当にご苦労なことなのでしょうから、勝手な言い分で申し訳ないのですが。
コラム:資本主義はなぜ人々を失望させているか=サマーズ氏 | ロイターは、題名に魅かれて読みましたが、なかなか微妙な話をしているのかなと、思いました。この文章は、資本主義=自由主義との理解で読んで、ほぼ大丈夫と思うのですが、自由主義を徹底すると、うまくいかないのか、自由主義を徹底しないから、うまくいかないのか、に対するサマーズ氏の見解を述べていると思います。それは、結局、アメリカが成功している国だと思いますか?失敗している国だと思いますか?という質問に似てしまいます。私は、欧州の方が、より成功していると、思っていたのに、いつのまにか、こんな危機話になってしまっていて、説得力を失っているのが、大変残念です。しかも、S&P等、アメリカ的自由主義の副産物が、その危機話を結果煽っています。市場とは、何なのでしょう?私たち、庶民の味方なのでしょうか?経済を支える柱なのでしょうか、壊す鎚なのでしょうか?
もう一つ今週心にひびいた言葉が、Gregory Clarkさんがラジオ番組の中で話されていた「需要」でした。人は、生きて活動しているので、何かに対する需要も常にそこにある筈です。きちんとそれに応えれば、経済は活性化するはず。スティーブ・ジョブスがやった様に。頭では分かるのですが、実行は難しい。
そういえば、CESの話をしませんでした。