Avidya

”無明(むみょう)”を和英辞書で引くと出てきた単語が、Avidyaです。Wikipedia:en:avidyaによれば、

Avidyā is a Sanskrit word that means "ignorance", "delusion", "unlearned", "unwise" and that which is not, or runs counter to, vidya.

やっぱり、英語的には概念の乏しい部分の言葉のようです。
人間の建設 (新潮文庫)を読んだら、いきなり”無明”から始まり、難しくて大変な本でした。ただ、それでも感じ得る部分があり、結構、一気に読んでしまいました。結局、最後まで難しくて、とても理解したとは言えません。この無明について、知っている、分かる、ということが、日本人がこの世に存在する理由という話や、数学ですら情が納得する必要性があるという話は、最近、ずーっと思っている、日本人的価値観が、世界の価値観のベースとなれば、世界中が幸せになれるのではないか、みたいな話のヒントになると思いました。