Greenhouse effect gas

今年は、短い夏だったという総括で良さそうです。その分、残暑は厳しいかもしれないらしいのですが、ひとまず今日は、すごく気持ちの良い、秋らしい空の高い晴れ間が広がっています。この後、近所を一回りしてこようと思っていますが、外に出ると、少し暑いのでしょうか。
いよいよ来週は鳩山さんが首相就任の予定ですが、今週の話題の一つに温室効果ガス削減25%の明言がありました。http://mainichi.jp/select/science/news/20090923k0000m030090000c.html 勿論、この達成は大変でしょう。ただ、問題は大変かどうか、地球と人間の将来がかかっているかどうか。そんな、綺麗ごとではないと思います。金曜日の夜に、同僚と一杯やりながら、この話題になった時に、彼も言ってました。欧州にはエネルギー安全保障上、ロシアからの独立性を確保しておく必要があり、再生可能エネルギーへの投資が重要だ、と。私は、残念ながら勉強不足で、そこまで明確な理解を持っていませんが、それでも、欧州も、米国も、多くの国が、間違いなく国の将来ビジョン、経済原理に基づく自国の発展の文脈の中で、温室効果ガス削減、再生可能エネルギー投資を企画していると、考えます。その各国の政治上、国防上、産業上、等、総合的に考えた上での戦略に対して、日本の25%削減の達成が、世界の中のどんな位置へ日本を連れていくのか?その議論が見られないことに、不安を感じます。各国の尊敬を集めることは、勿論よいことですが、それだけでは、あまりに人が良すぎます。日本の将来が危ない。
そういう視点の議論を探して、少し勉強したいと思います。