CEATEC JAPAN 2009

10月6日から開催されましたから、すっかり旧聞の類です。あまりブックマークもせず、サボっている感も強いですが、KDDIが展示していた「地球アルバム」auの拡張現実はカメラと3Dの“2刀流” Twitterにも対応 - ITmedia Mobileが、面白かったです、というお話を、忘れないうちに。
会場全体は、エコと3Dという感じだったかなと思いました。NHKのニュースでは、「直感」がキーワードだという解説もあったようです。確かに、事前からAR(Augmented Reality:拡張現実(感))というキーワードも聞こえてました。が、実際に、会場で地球アルバムを見て、これまでPCでできていたことではありますが、それがやっとケータイでできる様になった、と、実感しました。説明されていたかたも、かれこれ5年ぐらいやっている、と、おっしゃってましたが、やっとハードとソフトの能力が追いついてきた感じです。かなりリアルタイム感がありましたから、これで運用できれば、いろいろ面白いアイデアは出てきそうだなと思います。そして、モバイルの特徴である、位置ベースの情報の活用、応用というのが、拡がりそうな、予感をさせてくれたデモでした。
説明された方は、謙遜かもしれませんが、まだビジネスモデルが定まらないとのこと。確かに、私にも、バーチャルな看板を置く、広告モデルぐらいしか思い浮かびません。でも、いろいろな人に、いろいろな発想を浮かばさせる、そのぐらいの完成度の高いデモ、アプリケーションになっていましたので、多くの人々の目に触れると良いだろうと思います。