RCAST Open House

今週は雨がちな週でした。でも、この時期は、まだ気温が低めなので、そんなに不快にならなかったのは、助かりました。梅雨へ向けての良い練習になったのかなと思います。http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20090529/171002/というニュースは、ちょうど似た話を友人から聞いたところでした。いったい何が起きているのでしょう。最近、よく思うのですが、私が学生時代ずっと持っていた暗記が悪であるかの様な感覚は、間違いでした。覚えている事項が多い人の方が、情報をすぐ使えたり、物事に対してより多くの関連情報を挙げてきて多角的視野を持ち易かったり、と、情報と情報を結びつけることが上手に見えるからです。暗記が一番大切とは思いませんが、この記事にしても、最近聞くゆとり世代や新入社員の話にしても、「覚えなくて良い=重要でない」となっている気がします。そうではなくて、重要な事柄でも、覚える容量が追いつかないため、事柄の存在のみ記憶に残しておいて、情報を組み合わせたり、調べることによりその事柄自身に辿りつく実力をもって、記憶することを諦めるのが、「覚えなくて良い」であるべきでしょう。
表題は、東大駒場リサーチキャンパスにある先端科学技術研究センターと生産技術研究所のオープンハウスを見学に行き、楽しかった。という、お話を書こうとした訳ですが、時間の都合で、詳細はまたの機会にします。土曜日に見学させていただいたのですが、中高校生らしいグループも多く見られ、また学生を中心に積極的に研究の説明もしていただけて、朝10時半ごろから、午後の3時前ぐらいまで居たにもかかわらず、もっとゆっくり見たかったと思った、興味深い研究発表の場でした。