Zero privacy

昨日、今日と、お天気運に外れています。これまでは、私が外に居る間は、大した雨にはならなかったのに、昨日は、ついに会社を出たとたん土砂降りになり、駅に着くまでに、靴の中まで雨水が浸入してくることとなりました。また、今日も、買い物に出かけるのに、午後遅くなるほど天気が悪くなるとのことだったので、早く出かけなくてはと思っていたのですが、間に合わず、家を出たときにポツポツ降りだし、駅に着く頃にはザーザー降りになってしまいました。がっかりした気持ちで、となり駅に着いて、まずは駅前の喫茶店でコーヒー飲んでいたのですが、そうすると、何と雨が弱まり、お日様まで出てくるではありませんか。もう30分待って、家を出れば良かった、洗濯物を家の中に入れなければ良かった、等、さらに、がっかりすることしきりでした。明日は、どんな天気に、どんな風に付き合うことになるのでしょうか?それにしても、最近、雷を伴う大降りの雨が多いですし、天気が変わり易い。秋になりつつあるのを実感します。

今日、ここにアクセスしたら、ついに下書き保存ができるようになったようです。欲しかった機能です。どうせ書きなぐるだけなので、どこかで書いてから、Upという様な手間をかけたくは無かったのです。にも、かかわらず、保存ができないから、まとまった時間が無いと、書く気が起きないという、言い訳にもなっていました。ありがとうございます。下書き保存に期待します。「下書き一覧」というのは面白いですね。複数ネタを、同時に書けるかもしれません。とは、いえ、この機能のお陰で、月一ブロガーが、週一になることは、無いと思いますが。

「プライバシーなんてない」と最初に言った人について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログによれば、"You have zero privacy anyway. Get over it."と言った方がいらっしゃるそうですが、これからの世の中、プライバシーが守れる範囲は、どれ位になるのか?あるいは、それをもっと守らなければならないのか?大事な問題だと、思っています。あまり、神経質になってもいけない。こんな例で良いのかどうか分かりませんが、昔は、大した鍵をつけていた訳では無いし、窓を開けてれば、隣の家の声が聞こえていた様な生活をしていた人や時代もありました。また、すごい抽象論ですが、一つ守るから、他の事まで守らないといけなくなって、コストがかかる。というケースもいろいろあると思います。では、プライバシー無くて良いですか?と、聞かれれば、とてもOKとは言えない。
例えば、ベランダから公道に向けてWebカメラを設置しようと思ったら、どんなことに気をつけないといけないか、という、指針はあるのでしょうか?他人の家の敷地の内側にあるものが映ってはいけないとか、通る車のナンバープレートが読めるような解像度があってはいけないとか、アクセスログが残されなくてはいけないとか、いくつか考えられます。あるいは、置いてはいけない。という指針かも知れません。一方で、自分の通勤路に、カメラを置いて回って、自分がどんな風に出退勤しているのか、そこは、他の時間、どんなところなのか?等、見られたら、楽しいだろうな、と、考えることもあります。もし、通勤路上に、フリーでアクセスできるWebカメラがあれば、それが実現するのですが、今のところ、その存在を発見していません。だいたい、定点観測ができるようなWebカメラは良くないが、一時的なことなら良いか、と思っていたのですが、ストリートビュー関連の話を読んでいると、一瞬のことでも、嫌なことは、嫌。公道で、誰でも見える可能性があったことでも、Webで記録・公開されるのは嫌。という感覚があることが、見てとれます。実例を読んでいると、その気持ちも理解できます。
一方で、マンションでもご近所付合いが減ったり、隣近所の交流が減って、空き巣など、防犯上リスクが上がっている面が最近の私たちの生活にはあると思うのですが、逆にこれは、プライバシーを守るあまりの弊害と言えるのかもしれません。
意図してプライバシーを無くそうと思う訳ではなく、意図していなかったのに、今まであまり気にしなくても良かったことを、気にしないといけなくなる、プライバシーをより神経質な問題にしてしまうところが、Web2.0ロングテール性にはある、と言えるのではないでしょうか。ちょっと飛躍しすぎているかもしれません。