Dualcore

Intelのメインストリーム向けデュアルコア「Pentium D 820」によりますと、どうも他の記事、インテル、「デュアルコアはHTよりも高性能」など、にあるようなデュアルコアのHT(Hyper‐Threading Tech.)に対する優位性というの味わうのには、いろいろ条件が整備される必要がありそうです。

Pentium Dの結果についての総括だが、Pentium XE 840(HToff)からクロック分スコアを下げた傾向を示しており、その結果にはとくに目新しさはない。ただし、予想された妥当な結果といえるが、デュアルコアの他製品だけなく、シングルコアのPentium 4にも劣るテストが多いのが気になる点ではある。CineBench 2003のマルチCPUレンダリングTMPGEnc 3.0 XPressでは良い成績を出していることから、内部のマルチスレッド化が進んだアプリケーションでは、デュアルコアの恩恵に預かれそうだ。

Pentium D 820および、Pentium D 840を想定したPentium XE 840(HToff)の結果は、性能を十二分に発揮できる状況が限られており、シングルコア製品の後塵を拝す結果も多い。

 ただし、Pentium Dは、メインストリーム向け製品ということもあって、かなりアグレッシブな価格付けが検討されているようだ。

でも、とにかく、デュアルコアが当たり前になっていくわけですから、性能の出る出ないの場合があることについて、今あまり心配しても仕方がないのでしょう。ソフトが順次対応していくことを期待します。