HP CEO交代

フィオリーナのCEO辞任で気になる、HPとコンピュータ業界の行方 - CNET Japan
今、PCが面白いというのか、危ないというのか、何かが起こっているという印象をどうしても受けてしまいます。こんな記事2004年国内パソコン出荷実績--台数は増え、金額は減少 - CNET Japanパソコン出荷額1.9%減 価格競争激化の一途もありました。台湾・中国ベンダーが伸びてくる中、(ビジネスとしての)付加価値をつけることを求められている米・日ベンダー。米国ではこの手のことは日常茶飯事ですが、日本組はまだ経験が浅くて、うまく変身の道を見出せないかも知れません。HP、PC部門の行方は不透明 - ITmedia NEWSでは、(HPにおける)PCビジネスの利益の薄さが指摘されています。もう米国企業がするビジネスでは無いのかもしれません。株主に対する責任の低い日本(?)では、赤字にさえならなければビジネスかもしれませんが、それでもあまり利益率が低いとどうしても先細りになってしまうでしょう。
PCビジネスの扱い方が、今、注目を集めているのは、確か。つまりはビジネス的には曲がり角にあるということでしょう。でも、PCはプロダクト(機械)としては、ここ数年、あるいはそれ以上の間育っていなくて、いまだによちよち歩きでそれだけでは何もできない。エンジニアサイドとしては、そこを一皮むくのに励むのが良いのかなと思います。
それにしても、確かフィオリーナ氏は政界に興味があったのではなかったでしょうか。このような形でHPを去り、それがどう形を変えて後で表れてくるのか、大変楽しみです。きっと表れてくるでしょう。