Depression

笹子トンネルで大変な事故が起きてしまいました。まだ詳細は不明ですが、老朽化との見方が出ています。(http://mainichi.jp/opinion/news/20121203ddm003040192000c.html)自然な考え方だと思います。しっかり、調査し、大事な日本のストックとして、必要な維持管理の手当をお願いしたいものです。
さて、最近、経済アナリストや学者でもない、私たちが見る記事にも、時々、日本の近い将来の恐慌やハイパーインフレの話が出てくるようになりました。世の中のそういった方々のどの位が、それをシナリオとして捉えていらっしゃるのかは、分かりません。ただ、今の状況で何もしなければ、何も起こらなければ、そうなるというのは、かなり幅広く受け入れられている意見の様に、見受けられます。あとは、そのハードランディングが必至だとして、程度がどのくらいか、どういう手段が緩和につながるのか、そこの議論なのかなと思います。
浜矩子さんは、「わかちあい」「君富論」「人類は協調し合う価値観に転換しなければならない」といった、キーワードを、挙げられていました。情勢分析からの導きとしては、理解できるし、これらの言葉は美しくて好きです。そして、日本人になら、できるかも知れないとの希望もあります。が、これを普及させる、仕組み化させる手法を想像するとき、暗澹とした気分になります。
恐慌の歴史?“100年に一度”の危機が3年ごとに起きる理由 (宝島社新書)