Business Strategy in Web2.0 era

また、渡辺さんネタですが、http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/002403.htmlの中から、

経営環境認識
 
ウノウのお二方との意見交換で感じられたのは、
 ・参入は容易になった
 ・技術で頭を抜けるのは難しい
ということから、足元の競争はむしろ激しくなっているかもしれないということである。資本力で力押しする方法も無い訳ではないが必ずしも有効とは限らない。メディアの力で強制的に普及させても結局弱く、地道にサービスを作りこんでいくことが巡り巡って最短ルートになっているケースはひとつやふたつではないだろう。

ある一定レベルまでは、オープンソースも含めてオープン系の技術が普及し、類似技術の組み合わせになっていくと要素技術がコモデティ化しやすくなる。似たような開発環境、ライブラリ、アプローチで競合するサービスを作っていると必然似てくる。ユーザーは違いを見つけにくくなり同質的競争に入る。

抜けるのが難しいというのを簡単に書くとこのような状況だろう。

しかも、世界中が持っている武器(技術)は、同じです。その中で、いかにユーザを見据えてサービスを磨くかが鍵なのでしょう。今、アフェリエイトで利益が出ている人々もそういう方々かと思います。これを、別の言葉で表しているのが、

Web上にあるさまざまなデータやAPIをリミックスして新しいユーザエクスペリエンスを生み出すことを「Mash-up(マッシュアップ)」というのですが、これがWeb2.0の楽しみ方の中核に位置しています。そして、多くの開発者がMashupしたくなるような一次データソースを握ることができれば、GoogleAmazonのような盤石のプラットフォームとしてのポジションを獲得できる、というわけです。

http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/002402.htmlより

かと、思います。データがムーアの法則に則るとは、面白い捉え方だと思います。
残念ながら、今のところはここまでです。まだ、この流れの自分なりの捉えかたや対応など、全然まとまっていません。いや、それ以前に、"Tim O'Reillyが挙げたWeb2.0を象徴するキーワード"をおさらいしないと、、、