WinHEC

折角の時間なのに、いろいろなブログ/ウエブをあちこちウロウロして、あっという間に時間をつぶしてしまいます。でも、いろいろな人が、いろいろなところで交差しているのが感じられのは、面白いものです。
さて、ブックマークを見ていて、忘れていた話題に気がつきました。山田祥平のRe:config.sys Longhornは輝ける未来を導き出せるかにあったのですが、

コンピュータがなければできないことが、どんどん少なくなっている今、ぼくらは、もっと真剣に、未来を考える必要があるんじゃないか。現実をカタチにすることはアプライアンスにできても、夢にカタチを与えるのはコンピュータだ。Longhornが夢を見せてくれるんじゃない。ぼくらは、今、現実離れした夢を見ることから始めなければならない。

筆者は前にもどこかに同様な趣旨のことを書いていたと思います。確かに、この現実離れの難しさ、夢見ることの難しさが、今の世の中、特に電子機器の世界にあると思います。できそうなことと、できそうにないことの差が歴然としているというべきかも知れません。もちろん、できそうなこと。と言っても、明日できそうなものもあれば、10年以上かかりそうなものもあります。10年以上かかりそうなものは、ビジネスから見れば"現実離れした夢"なのでしょうが、たとえ10年でも、やれば出来そうと思った瞬間、どうも"夢"という色があせてしまいます。というのは、お気楽な私に限ったことかもしれません。
ちょっと、趣旨から外れたかもしれません。ところで、コンピュータでなければできないことはもともと少ないと思うのです。私は、なぜWord等ワープロをコンピュータでしないといけないのか、いまだに理解できていません。コンピュータが専用アプライアンスを凌駕した、珍しい例だと思っています。あるいは、MSがワープロアプリケーションの勝者になったからでしょうか。ウェブ/ブログだって、いつまでもコンピュータでやってるとは思いません。ハンドセットは十分市民権を得ているし、テレビも再度ウェブ端末として名乗りをあげつつあります。ストリーミングがもし流行るなら、ストリーミング端末(TV? インターネットアプライアンス?)だって出てくるでしょう。ある程度以上普及すれば、サービスには専用アプライアンスが出てきます。と、考えると、コンピュータでなければできないこと、とは、新しいことなのでしょう。上の引用内の"夢にカタチを与えるのはコンピュータだ"とは、そういうことを言っているのだと思います。でも、非常に難しい。別に、現実離れしなくて良いのですが、「コンピュータで何を新しいことやりたい?」とは、、、YonahLonghornが出てくるけど「何やりたい?」とは、、、
せっかくの休日がちょっと暗くなってきます。一人で考えてもだめなので、そんな夢を与えてくれそうなブログでも探しに行きましょう。