小池さんの解説は、私にはどうもしっくりこないのですが、この本から分かるのは、スッタニバータ(経集)など、多くの仏教法典(?)には、深い言葉が並んでいるようだということです。

lesson 24
プライドを捨てる
他人を「それは間違っている」と決めつけ批判することによって君は、間接的に「自分は正しい」と印象づけようとする。自分の脳内で「あなたは間違っている、ゆえに私は正しい」という独りよがりな考え方をするなら、君の性格は生意気になっていく。
頭の中で「自分は正しい、ゆえに自分は完璧だ」と錯覚するのだから、君の脳内だけでなら好きなだけ王様になることもできるだろう。現実には王様どころか、つきあいにくい惨めな貧民になってしまうのだけど。
「経集」888〜889