Ganbare Nippon

今朝は、良いお天気ですが、風が強いです。特に温かくも、冷たくもなく、やみくもに強い風だなぁ、と思いながら、洗濯物を干してきました。強い地震を起こした後でも、休むでもなく、通常通り昼が来て夜が来て、お天気が変わり、季節は進みます。自然の動じないこと、そのスケールの大きさに、今更ながらに思い入ります。
私の住む辺りでの影響は、計画停電と物流です。どうやら電車関係の電源と同じ系統に繋がっているのか、2週間の間、計画停電時間になっても、我がアパートは一度も停電しませんでした。ありがたいことです。物資も大分戻ってきました。パンは先週末辺りからどんどん増えていますし、パスタや卵も復活。この2〜3日、ミルク・ヨーグルトも手に入り易くなってきた様です。依然無いのが、納豆。原因不明。今日見つけた新説は、”納豆の容器を作ってる工場が被災して容器不足が続いていて、なかなか出荷出来ない状況”とか、”納豆の上の透明シートが品不足”とか。あと、近くのセブンイレブンで炭酸水の入荷がずーっと途絶えています。これも不思議です。
これまでは、お野菜は豊富に入荷されていて、全く安心だったのですが、放射能汚染による出荷停止が出ているので、それに関連して同じ県で生産された他の農産物も敬遠傾向ですから、流通経路が変わるまでの一時的な品物偏りとか、気になります。今後の汚染範囲拡大も、心配されるところです。放射能汚染については、日本の基準は世界の基準より10倍は厳しいから、今でも世界の基準の範囲内という趣旨の記事も見かけましたが、いずれにしても、きちんとした知識を持っていないため、判断できない自分が残念です。また、それぐらい微妙な基準値越えというのも、楽観的な私は、最初から諦めモードですが、心配性の方々には、本当に怖く感じられることと思います。水道水やお魚も同様な状態に陥りつつあるのかもしれません。今日、スーパーを回ると、何が起こっているか、不謹慎ながら、楽しみにしています。逆にいえば、この辺りの問題の深刻さはその程度で済んでいます。感謝。
さて、「がんばれ」。多分、前にも書いたことがあると思いますが、英訳しにくい言葉です。こんなかわいいページを見つけました。その通りなのですが、でも、例えばこれから入試を受けに行く人に、「がんばって」と声をかけるのが、これと同じ説明で良いか、というと疑問が湧くわけです。アメリカでは、その様な場面では"Good luck!"と声をかけるのが普通だと思います。そのあたり、物事に対する姿勢、どこまでが本人の努力で、どこからが神頼みか、等の文化の違いなのでしょう。今回の「がんばれ、日本」だって、スポーツ選手にかける「がんばれ」よりもっと広い、いろいろなニュアンスが含まれていると思います。ただ、このICT発達の時代、日本独特のニュアンスをより正確に伝えてくれている記事や書込みも多く見られる気がします。今回は震災から始まった残念な「がんばれ、日本」ですが、それだけに特別多くの世界の人々に伝わってもいるようです。「がんばれ」が国際化するかもしれません。
And, again, we would really like to express our best appreciation to our friends and people who send their deepest sympathy and warmest heart to Japan.
Thank you!