トラックバックの不思議

1/11に書いた、梅田望夫さんの産経新聞コラムのブログで、トラックバックの一つ満足せる豚。眠たげなポチ。:「こちら側」と「あちら側」考を拝見していたら、http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001116.htmlが紹介されていました.この中では、こちら側/あちら側議論とNCとが合わせて論じられているというのです.早速、このコラムを読んでみての感想は、

  • NCも、サーバ側で付加価値をつけてくれるなら、PCより使いたくなるかも知れない.という点は、納得.
  • ただ、Googleの例は少し不満. 検索体感の差はXPのエクスプローラーのファイル検索が都度全検索しているのに対し、GoogleはIndexingをうまく利用しているなど、Microsoftの開発が遅れているだけだと思うから. Google desktopを見てもそう思う.
  • 考えたいのは、GmailはインターネットというよりGoogleにメールを置くシステム. Googleもあちら側ではあるが、誰でもがアクセスするインターネットとは少し違う. あちら側=インターネットで、インターネットの中から情報を生み出す「情報発電所」だから、グローバルで、スケーラブルで、価値が増幅(?)されるのだと思っていたが.
  • 最初の点に帰っていえば、単にサーバ単体でつけられる付加価値ならPCでもつけられるでしょう.(勿論、システム全体で見ての最適機能分散問題は残りますが.) インターネット(+サーバ)でつけられる価値になってはじめて、PCに真似が難しくなり、人は「情報発電所」に頼りたくなるのだと考る.

ということで、少し違和感を覚えました.今の梅田さんなら、その辺りをもっと明確に書いて下さる筈だと思います.

それにしても、トラックバックを送信したつもりはないのに、なぜ梅田さんの産経新聞コラムのページのトラックバックに、このブログも入っているのでしょうか.